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映画『CHEN LIANG(チェン・リャン)』-スタッフコメント紹介-

日中合作映画『CHEN LIANG(チェン・リャン)』製作にあたり、撮影監督の山崎裕、美術監督の部谷京子から寄せられたコメントを紹介します。

撮影監督 山崎裕

近浦監督から映画『CHEN LIANG』のお話しを頂いた。監督とは、私が撮影を担当した映画 Narrative 2016『東の狼』(P/河瀬直美、D/カルロス・M・キンテラ)が昨年9月奈良国際映画祭でワールドプレミアされた際のレセプションで、主演の藤竜也さんに紹介して頂き、会っていた。
今回は中国からの研修生の若者に焦点を合わせた作品だ。
研修生制度を利用してアジアやアフリカから、多くの若者たちが日本に来ているが、彼らは様々な問題を抱えている。私自身もこの状況に興味を持っていたし、ドキュメンタリーの撮影経験も活かせるとも思い、是非参加したいと思った。主演が中国のルー・ユーライさんと藤竜也さんというのも魅力的だ。
日本と中国から、アジアへ、そして世界へ、と拡がる作品になれば嬉しい。

-Profile

撮影監督 山崎裕
日本大学芸術学部映画学科卒業後、フリーの撮影助手を経て 65 年、長編記録映画『肉筆浮世絵の発見』でフィルムカメラマン としてデビュー。以降、テレビや CM、記録映画などで撮影のみならずプロデューサー、ディクレターとしても活躍。99 年、是枝裕 和監督の『ワンダフルライフ』で初めて劇場用映画の撮影を手がけ、『誰も知らない』(04)『歩いても 歩いても』(07 年)『海よりもま だ深く』(16 年)など、ほとんどの是枝作品の撮影を担当する。また、河瀬直美監督作品である『沙羅双樹』(03)、『二つ目の窓』 (14)などを手がけ、フランス カンヌ国際映画祭でも多くの作品が選出・上映された。

美術監督 部谷京子

近浦啓監督『CHEN LIANG』のオファーを頂いた。中国人実習生の話だという。心が騒いだ。
実は親の住む瀬戸内海の小さな島で中国人実習生による凄惨な事件が昨年起きていた。瞬時にこの犯人と主人公が重なった。近浦監督とお会いしてパイロット版とも呼ぶべき短編映画『SIGNATURE』を観た。
映し出される切ない表情。
しかし、そこには生きることと戦う確かな姿勢があった。そして美しい映像。
この映画をやりたい!と心から思った。
今私は山形県で蕎麦屋を作っている。主人公の勤務先で店の主人は藤竜也さんだ。地域の方々に支えられながらの作業。本番の撮影が待ち遠しくてならない。
撮影のある日本、中国を超えて世界に飛び出す作品になってほしいと心から願う。

-Profile

美術監督 部谷京子
1992 年 周防正行監督『シコふんじゃった。』で美術監督デビュー。日本アカデミー賞優秀美術賞を 10 回受賞し、『 hall we ダ ンス?』、『それでもボクはやってない』で最優秀美術賞を受賞。他の主な作品に『幻の光』『 AMPO』、『河童』、『夏の庭』、『陰 陽師』、『陰陽師II』、『金融腐蝕列島〔呪縛〕』、『突入せよ!『あさま山荘』事件』、『北の零年』、『壬生義士伝』、『マリと子犬の物 語』、『チーム・バチスタの栄光』、 『容疑者Xの献身』、『ハナミズキ』、『雷桜』、『少女たちの羅針盤』、『ロック~わんこの島~』、 『天地明察』『あん』など。2008 年、広島市民表彰(広島市民賞)受彰。2016 年、紫綬褒章を受章。

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